polkaの世界観
polkaは「検証可能なWeb 1.0」という新しいアプローチで、分散型Webの課題に取り組んでいます。このページでは、polkaが生まれた背景と、その設計思想を説明します。
検証可能なWeb 1.0とは
個人サイトは完全に自分のものです。自分のドメイン、自分のサーバー、自分のHTMLファイル。誰にも削除されることなく、自由に表現できます。 polkaは、セルフホストの自由さに、現代の暗号技術による検証可能性を組み合わせます。
個人サイトの自律性
ユーザーは自分のドメインでデータをホスティングします。サービス提供者に依存せず、アカウントBANの心配もありません。
暗号学的な信頼性
すべてのデータは電子署名されています。改ざんされたデータは暗号学的に検証不可能となり、自動的に排除されます。
この2つの両立こそが、polkaの目指す世界です。
大規模インフラへの非依存
polkaの最も重要なコンセプトの1つが、「ソーシャルグラフを大規模インフラに依存させない」ことです。
ソーシャルグラフはユーザーのもの
従来の分散型SNSでは、ソーシャルグラフは大規模なリレーやインデクサーに保存されます。これらのインフラが停止すれば、つながりそのものが失われます。
polkaでは、ソーシャルグラフは各ユーザーのサーバーに保存されます。あなたがフォローしているタグのリストは、あなたのローカルに保存され、相手のHTTPSサーバーから直接データを取得します。
発見と保持の分離
Nostrリレーは「発見」のためだけに使われます。一度つながりを見つけたら、そのつながりはローカルに保存され、以降は直接HTTPSでアクセスします。
これは、現実世界で誰かと知り合う過程に似ています。最初はイベントやSNSで出会いますが、一度つながれば、そのイベントが消えても関係は続きます。
トピック中心のスモールワールド
polkaのもう1つの核心は、タグを中心とした緩やかなつながりです。
タグによる自然なコミュニティ
polkaでは、ユーザーではなく「タグ」をフォローします。たとえば、Aliceさんのこけしに関する投稿だけに興味があるなら、alice.example.com/japan/kokeshi をフォローします。
タグは階層構造を持ちます。alice.example.com/japan をフォローすれば、その配下の kokeshi、shinobu などすべてのサブタグが取得されます。
これにより、細かい興味にフォーカスすることも、広いトピック全体を購読することも可能になります。
中央管理者のいない自律性
タグには中央的な管理者がいません。たとえば kokeshi というタグは、それを使いたい人が自由に使います。同じタグを使う人々が自然につながり、コミュニティが形成されます。
スモールワールドの形成
polkaは大規模なグローバルネットワークを目指していません。むしろ、小さな興味のクラスターが緩やかにつながり合う「スモールワールド」を志向しています。
すべてのユーザーがすべてのユーザーを発見する必要はありません。自分の興味のあるタグに関わる人々とつながれば、それで十分です。
この設計により、大規模なインフラなしでも、意味のあるつながりが育まれます。